有機合成薬品工業株式会社有機合成薬品工業株式会社

President Message

社長ごあいさつ

代表取締役社長執行役員 松本 清一郎 代表取締役社長執行役員 松本 清一郎
有機合成薬品工業は企業理念として、『わが社は内外のあらゆる技術を駆使して人の役に立ち人によろこばれるものを創る』を掲げ、合成技術による独創的で価値ある製品の開発・製造・販売を通じて、世界の人々に安心・安全な製品をお届けし、社会に貢献することを目指しております。

当社の創業は、1947年に天然由来の甘味香料を工業化することから始まり、高度な科学技術に基づく化学メーカーとして設立されました。その後、戦後復興を目指す日本に、化成品、アミノ酸、医薬品の三分野で様々な製品を長年に亘り提供し、業容を拡大して参りました。直近に至る二期の中期経営計画(2013年4月~2019年3月)では、『健康』に着目し、アミノ酸、医薬品を中心としたヘルスケア市場・分野における新規提案や新製品の投入を積極的に行った結果、売上構成が大きく変化し、事業構造改革で一定の成果が上がってきたと実感しています。

現在は足場を固めるべく、戦略的な設備投資を実施するなど進めておりますが、ここ2年間はその成長に足踏みがみられました。しかしながら、この間にも継続して次期のシーズ探索を行い、更なる成長に向けた準備が整いつつあります。

ヘルスケア分野では、中期経営計画を経て事業ポートフォリオ全般が強化されてきており、今後もこの分野に新製品を絶え間なく投入することによって、営業基盤の強化を図っていく所存です。一方、化成品分野では、原燃料費の高騰などのマイナス要因が一部の製品で収益面を圧迫しているのは事実です。しかしながら、中国を始めとした原料供給の不安定な状況に対し、これまで安定供給を基本方針に行ってきた実績を武器に、お客様とのパートナーシップを一層深め、今後とも創造的なご提案をして参りたいと考えております。

弊社は小さいながらも、輸出比率が約4割を占めます。世界に目を転じればそのスピードは日本国内とは比べ物にならないほど速く、安定志向は競争に負けることを意味し、変化に対応できない企業は存続できなくなるとの危機感をもって取り組んでいきたいと存じます。

IT革命の進展により、短期的な将来ですら不確実性が増す中で、どの様な戦略を掲げ臨むかが企業にとっての生命線となることを強く認識すると共に、万事スピード感を持ち徹底して取り組む考えです。これまでの先人たちの努力によって、当社製品は今や世界中で、人々の健康や環境保護への貢献で社会にお役に立っていると自負しております。今後の事業発展の戦略をお示しすることで、お客様からの信頼にお応えしたいと考えており、引き続きのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2019年6月
有機合成薬品工業 株式会社
代表取締役 社長執行役員

企業理念

わが社は
内外のあらゆる技術を駆使して
人の役に立ち人によろこばれるものを創る

経営理念

私たちは ファインケミカルに機軸を置き
叡智と技術を結集した
真の「ものづくり」に挑戦します

お客様の多様なニーズにお応えします

その他コンテンツ